祭事・行事・イベント

御所神社の秋祭り

収穫を祝い、感謝を奉げる秋祭り

30人以上の氏子が屋台を担いで地域を練り歩きます。
平成27(2015)年

*徳島新聞動画 TPV(Tokushima Press Video)

[ 土御門上皇御遷幸八百年 ] 記念式典

令和3(2021)年は、承久の乱から800年目にあたります。

乱ののち、後鳥羽院は隠岐へ、順徳院は佐渡にただちに配流されましたが、挙兵に反対されていた土御門院は鎌倉幕府からは京に残ることを勧められていました。しかし責任を感じられてみずから遠流の地、土佐への配流を申し出られ、年末までに京を出立されたと伝わります。

この節目の年に、行宮址に残されていた「御所ノ井」を再興できたことを祝し、土御門院の平和を望まれた思いを大切に受け止め、次世代に伝えるために、御所神社並びに土御門上皇顕造学会が共催して、記念式典を開催しました。

また午後には 土御門上皇顕造学会・渡井代表と講師から学ぶ 史跡めぐりをおこないました。


❖記録映像
「土御門上皇御遷幸八百年」記念式典(A)

「土御門上皇御遷幸八百年」記念式典(B)

八百年記念~史蹟めぐり

蹴鞠奉納

「けまり鞠遊会」 代表・池田游達さん
 アトリエ蒼天[小竹荘ギャラリー] 主宰・池田蒼圭さん

承久の乱八百年を期した「けまり交流の旅」として、京都から 蹴鞠研究家ご夫妻が 御所神社 を訪問されました。

京丹波町を拠点に活動されている池田蒼圭さんとご主人の池田游達さんご夫妻は、令和3年、後鳥羽院の隠岐、順徳院の佐渡を巡られ、締めくくりに阿波を訪れられたのです。

12月17日(金)午前10時より 正式参拝ののち、氏子や地元の方々に貴重な蹴鞠体験会をおこなってくださいました。

その後、土成町の「おもてなし公園」から「奥御所~終焉の地」~「土御門上皇行宮跡」へと、土御門上皇を偲ぶ旅の様子は、NHK徳島放送局が密着取材され、ニュースとして報道されました。


❖京丹波美女山(びじょざん)の里 アトリエ蒼天(あおぞら)[小竹荘ギャラリー]
 京都府船井郡京丹波町上野美女山の里13番地

オンライン・トークイベント

オンラインで結んだ三つの島

『島の文化会議』

令和3(2021)年11月20日(土)
主催:後鳥羽院顕彰事業実行委員会

隠岐の海士(あま)町の会場を拠点に実施されました。
基調講演「承久の乱とは」の講師は京都文化歴史博物館で開催された『承久の乱展』の企画を担当された長村祥知先生(富山大学)。

そして海士町で制作された美しい動画、『新島守 後鳥羽院』を鑑賞しました。

続いてのオンラインパネルディスカッションでは、海士町、阿波と佐渡、京都をオンラインで結んだ講演と意見交換がおこなわれました。

それぞれ配流先から京都、そして日本のことを思い続けられた三上皇~後鳥羽院、土御門院、順徳院に想いを馳せたことでした。

画像:NHK徳島ー2021年12月22日放送
「承久の乱800年 土御門上皇と徳島」より抜粋


御所神社の春祭り

令和4年4月3日(日)

御所神社の春祭りを執り行いました。

[ 土御門上皇御遷幸八百年 ] 記念式典で美しい舞いを奉納された 倭巫女舞の 倭 瑠七さんとその社中の方々をお迎えでき、満開の桜の下で舞ってくださいました。

午前10時に始まった祭りの次第は以下の通りです。

―拝殿―

〇 修祓
〇 [ 祈り合わせ ] (2分間)
〇 大祓奏上
〇 祝詞奏上
〇 倭舞奉納 開き浄めの舞
〇 玉串奉奠
〇 納め太鼓

―桜樹―

〇 倭舞奉納 さくらさくら 吉野のさくら

〇 武者小路千家 野点


[ 祈り合わせ ] は、「水でつながる芸術祭 1万人の祈りの祭典」に参加して、世界14万人の人々とともに 10時18分から2分間の祈りを奉げました。